「ルーシー・ダットン」 [ワット・ポー]
タ古来より伝わる
タイ式健康法
ゆっくり時間をかけてツボを押し、筋を伸ばす手法を使うタイ古式マッサージは、日本でも人気。インド古来のアユルヴェーダに由来し、仏教とともにタイへ伝わったといわれています。アユタヤ王朝以降、宮廷医師らによって治療法がまとめられ、ラーマ3世(1824–1851年)の命で壁画や鋳像、石版に記録されたものがワット・ポーに残っています。それによると、身体中に張りめぐらされている”セン”と呼ばれるエネルギーラインを刺激することで、本来もっている治癒力や免疫力を高め、身体を活性化することができるというもの。また、「サムンプライ」と呼ばれる各種ハーブが詰まっている蒸したハーバルボールをツボにあてていくことで、より筋肉が和らぎ、血液の循環がよくなる効果があります。古式マッサージとハーバルボールのマッサージをセットで受けられるのも人気で、総本山のワット・ポーのマッサージセンターや保健衛生省認定の学校では、これらのマッサージ技法を習うこともできます。
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